更新日:2025/06/06

【研修会報告】第1回訪問サービス部会研修会

📝 第一回 訪問部会 定例研修会 開催報告
📅 開催日時
令和6年6月4日(水)18:00〜20:00

📍 会場
カリエンテ 第一会議室

🎯 テーマ
生産性向上について

👨‍🏫 講師
小濱介護経営事務所 代表
小濱 道博 氏

小濱氏は、日本全国で介護経営支援を手がけておられ、介護事業経営セミナーの講師実績は年間250件以上にのぼります。全国の介護保険課、各協会、社会福祉協議会、介護労働安定センター等が主催する講演会でも多数の実績があり、📚著書も多数執筆されています。

🎥 研修会の実施形式
今回は、事前に小濱氏にご講義いただいた内容を録画し、研修会場にて参加者全員で視聴する形式で実施しました。

💡 講義内容の概要
訪問介護事業所においては、倒産や廃業の件数が多い状況が続いていますが、一方で新規参入もあり、事業所数自体は増加しています。その結果、事業所間で職員の取り合いが発生しているのが現状です。

特に地方では過疎化が進み、高齢者は多く存在するものの、訪問介護職員が不足しており、サービス提供が困難な地域も出てきています。全国には、訪問介護事業所が1か所も存在しない市町村が107か所あるとのことです。

今後も労働人口の減少が続く中で、「人でなければできない介護」と「それ以外の業務」を明確に分け、🖥️ICTを活用して生産性を向上させていくことが求められています。

🖥️ ICT活用の具体例
ICT化は、見守りセンサーやインカムの導入にとどまりません。以下のような技術の活用が紹介されました:

🎙️ ICレコーダーとAIを用いた自動文字起こし機能
📝 議事録作成の自動化
☎️ 電話対応のAI代行
❤️‍🩹 バイタル測定器と介護記録ソフトの連動による記録の自動化
また、事業所内にパソコンやタブレットを整備し、誰でもいつでも使える環境を整えることで、業務効率が大きく向上するとのことです。

📈 収益向上のために必要な視点
事業所が大規模になるほど、利益を出しやすくなる傾向があります。収益を上げるためには、以下の3点が重要であると強調されました:

✅ 各種加算の取得
📊 稼働率の向上
📈 平均介護度の引き上げ
💬 参加者の声
「今回学んだ中でも、ICTの活用にとても興味を持ちました。Zoomはよく使っていますが、議事録の文字起こしや文章作成など、いろいろなことができそうなので、もっと知りたいと思いました!」
📄 本研修会の内容は、今後の訪問介護事業所の運営や業務改善に大いに役立つものでした。

訪問サービス部会 広報委員

一覧にもどる