更新日:2025/07/22

【研修会報告】第2回居宅介護支援事業部会研修会

山口市居宅介護支援事業部会
令和7年度 第2回定例会 開催報告
日時:令和7年7月8日(火) 9:30〜11:30

会場:山口県健康づくりセンター

研修:「地域で実践する アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」
本定例会では、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)についての理解を深めることを目的とした研修を実施しました。

講師には以下の3名をお迎えし、実際の取り組みや現場の視点を交えた貴重なお話をいただきました。

山口市高齢福祉課 竹重 英里 氏
松井介護支援事業所 内田 和子 氏
山口赤十字病院 緩和ケア内科 副部長 河野 友絵 先生

【研修内容】
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは

・「もしものとき」はすべての世代に起こりうるという視点
・ 山口市における「もしものとき」のアンケート調査結果
・ 「わたしのノート」の概要と活用について
・ 健康段階別にACPを実践する意義
※第3段階(人生の最終段階)に限らず、健康なときから、健康状態の変化やライフイベントごとに繰り返し見直していく

・ 体験者の声を通じて「自分ごと」として考える

▶活用のきっかけとは

「全部埋めなくていい」「解決しようとしない」——ただ“聴くこと”の大切さ
ケアマネジャーは、医療と利用者の「気持ち」をつなぐ存在であること

今回の研修では、ACPの基本的な考え方から、「
わたしのノート」の具体的な使い方、
そして実際のマネジメント業務でどのように活かされているかについて、
具体的かつ実践的な内容を学ぶことができました。

印象的だったのは、
「全部埋めなくていい」
「話を聴くだけでいい」
「解決が目的ではない」という言葉。
ACPは“いざという時”に備えるための対話であり、
その中でケアマネジャーが利用者の思いを医療につなぐことの重要性を改めて感じました。

「わたしのノート」は、利用者一人ひとりの価値観や希望を尊重し、
支援につなげるための大切なツールです。
今後もこの実践を通して、より良いケアマネジメントを目指してまいります。

(文責:居宅部会 広報委員)

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